こんにちは。
今日は気持ちの良い空が広がっていますね。
本日はケレン作業と養生についてお伝えいたします。
トタン屋根や付帯部分を塗る前に行う大事な工程のひとつでもあるケレン作業からお伝えします。
ケレンとは、旧塗膜やサビの除去などの作業のことを言います。
この作業は見えない作業になりますが、何年か経つと研磨をしているか、していないかの差が必ず出てきます。
研磨をせずに塗装をしてしまうと、キレイに仕上がらないだけではなく、塗装して数ヶ月もたたないうちに錆びが発生したり、 塗料が剥げてきたりしてしまいます。。
そのような事態を防ぐためにも、ケレン作業は必要不可欠になってきます!
こちらは下地処理前の屋根になります。
トタン屋根は鉄でできているため、メンテナンスをしないと必ずサビてしまいます。。
サビが発生すると腐食が進んで、酷い場合は穴が空いたりしてしまいますが、早めの対応で
鉄製の部分を長持ちさせることが出来ます。
こちらは下地処理後の屋根になります。
サビや旧塗膜を除去し、凹凸のない下地に仕上がりました!
下地が凹凸があると、塗膜が均一に塗布されず、仕上がりが悪くなってしまいます。。
また、凹凸があると、塗膜が剥がれやすくなってしまうため、耐久性が低下する原因にもなります。
ケレンによって下地を平滑にすることで、塗膜の密着性を高め、耐久性を向上させることができます♪
中間水切りなどの鉄製の付帯部もトタン屋根と同様、ケレン作業をしていきます。
木材で出来た破風などの付帯部もしっかりケレンを行っていきます。
サンドペーパーや工具を使って、塗料が密着しやすいようにわざと傷をつけていきます。
あえて表面を傷つけることによって、木材と塗料の接触面が増え、密着性が高くなるためです。
少し手間のかかる作業になりますが、この作業をせず上から塗料で覆い隠し、見た目がキレイなだけの仕上がりなど、職人さんのプライドが許しません!
古い塗膜を剥がし終えたあとに、下塗り材をたっぷりと吸いこませてあげることで密着度の高い塗装に仕上げていくことができます!
剥がした塗膜のゴミは風で周囲に舞い散らないように、掃除も職人さんしっかり丁寧に行っていきます!
続いて養生作業を行っていきます。
養生は、塗装する際に塗料が付いてしまうと困る箇所をビニールなどで保護する作業になり
ます。
養生は塗装工事のために欠かせない、重要な作業です。
養生作業なしでは塗装工事に取り掛かることができないのはもちろん、仕上がりのキレイさ
にも影響してくるからです!
丁寧に養生をしないと仕上がりが悪くなるため、しっかり行っていきます。
仕上がりでは見えない地味で時間のかかる作業になりますが、丁寧な作業を行うためには
下準備が重要になります!
塗装をしない部分が汚れないように行う養生ですが、家をビニールで覆われてしまうの
でストレスが掛かるイメージがあるかと思います。
そのストレスを少しでも軽減するために、とにかくキレイに養生することを心がけています!
玄関まわりは、ご家族の方が毎日何度も出入りする部分ですので、安全にストレスなく過ご
せるように養生をしていきます!
その他にも、塗装しない部分には丁寧に養生していきます!
エアコンの室外機や。。
ガスやガスメーターや。。
屋外コンセントや。。
屋外照明や。。
番地プレートなどまでしっかりと!
養生をしっかり丁寧に行うことにより、塗装しない箇所を汚さずに安心して塗装をするこ
とができます。
地味な作業ですが、「見えない作業こそ丁寧に!」を心がけています。
次は、いよいよ塗装作業になります。
引き続き、よろしくお願いいたします。
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