こんにちは。
今日は陽射しの暖かさが心地よい1日でしたね。
本日は軒天の補修工事についてお伝えします。
軒天とは、外壁から外側に突き出している屋根の裏側のことです。
主な役割は下記の3つがあります。
・外観の美観向上
・火事の延焼を防ぐ
・雨漏りによる外壁の劣化を防ぐ
また家の劣化の状態を判断する時によくチェックされる場所になります。
こちらのお家では、上記写真のように反りや雨染み、塗装剥離など、かなり劣化が進行していました。
この場合、劣化の程度が軽ければ塗装のみで十分ですが、あまりにも剥がれや劣化の具合がひどい場合には張り替えや増し張りなどが必要になる場合もあります。
今回は劣化の具合がひどいため、増し張りをしていきます。
増し張りは、既存の軒天を新しい建材で覆う施工のことです。
傷んだ状態のまま放置してしまうと、劣化した軒天部分から住まい内部にまで雨水が浸入して雨漏りに繋がります。
そうなると、住まいの躯体が腐食してしまう可能性も十分にあります。
躯体の腐食が進めば、早々に住まいが寿命を迎えてしまうことにもなりかねません。。
一見すると、住宅にとって小さな不具合に見える軒天の劣化症状ですが、最悪の事態を引き起こさないためにも、早々に補修する必要があります!
まず軒裏を皮スキを使ってケレン作業をしていきます。
この作業は、ボンドの密着性を高めるために欠かせない作業になります。
続いてケイカル板を張るため、 建物寸法を正確に採寸していきます。
採寸した数値をもとにケイカル板をカットしていきます。
ケイカル板にしっかりボンドを塗布していきます。
ケイカル板を取り付けていきます。
新しい軒天材を破風板の溝に入れ釘留めしていきます。
高所での上を向いたままの作業が続きますが、熟練された職人さんがしっかり丁寧に作業をしましたのでご安心くださいませ♪
軒天に修理が必要な劣化症状には下記のようなものがあります。
・軒天の破損
・シミや色褪せ
・塗膜の剥がれや浮き
・カビ、藻、苔の発生
・雨染みや黒ずみ
このような劣化した軒天を放置すると、雨水が建物の内部に入り込んでしまい、木材の腐食に繋がります。
長年放置した浸水による影響は、軒天材の補修だけでなく、住宅の骨組みの工事が必要になることもあります。。
大事なお客さまのお家がそのようなことにならないように、ペイント王千葉店では屋根・外壁に関する補修工事は社長自らしっかり確認して作業にあたります!
無理な体勢での作業が続きますが、「少しでもより長持ちさせたい!」
その気持ちを大切に職人さん頑張ってくれてます!
続いて軒天回りにコーキング作業を行っていきます。
外壁が汚れないように、養生テープを貼っていきます。
コーキングを打つ前にプライマーを塗っていきます。
コーキングの密着性をあげるためにも、このプライマー作業は欠かせません!
プライマーの塗布が終了したら、しばらく乾燥させます。
下塗り材が乾燥したら、コーキングを充填していきます。
表面をヘラで平らにします。
そうすることで、溝にきちんと密着し隙間をなくすことができます。
また表面を平らにすることで、仕上がりの見た目もキレイになります。
美しい外壁塗装の仕上がりのために、ひとつひとつの丁寧な作業が「鍵」となります!
新しい軒天材の取り付けも完了しました。
ペイント王千葉店では、補修工事も妥協いたしません!
お客様の大切なお住まいを強く美しく長持ちさせるため、しっかり丁寧に補修しました!
この後、塗装を行っていきます。
塗装を施す事により、雨水や紫外線などから軒天を保護する効果がありますので、
しっかり丁寧に塗装していきます!
引き続き、よろしくお願いいたします。
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