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執筆者の写真広報 優子さん

千葉市緑区Aさま邸 防水工事

こんにちは。


今日も強い日差しが降り注ぐ1日でしたね。


本日は、ベランダのFRP防水工事についてお伝えいたします。


FRP防水とは、ベランダやバルコニーなどの床面にFRPシートを敷き、その上からポリエステル樹脂を塗布して防水層をつくる工事です。


FRP防水のメリットは大きく3つあります。


● 防水性が高い


● 衝撃に強い


● 軽量で建物への負担が少ない


防水性が高い

FRPは船やプール、ロケットにまで使われるくらい防水性に優れた素材です。

スレートのようにつなぎ目がないので、隙間からの水の侵入もありません。

住宅のベランダやバルコニーで十分力を発揮できる防水方法です。



衝撃に強い

FRP防水は、衝撃や摩擦に強いため剥がれにくいという特徴があります。

車が頻繁に行き来する屋上駐車場にも使われるほど丈夫なので、洗濯物を干したりなどで出入りの激しいベランダにも向いています。


軽量で建物への負担が少ない

FRPは強度があるにも関わらず軽量なため、建物への負担が少ないというメリットがあります。



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ベランダ防水工事施工前

施工前のベランダになります。


FRP防水面の色は白くなり、細かいひび割れも起こっていました。



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ベランダ防水工事 1

既存の床についた汚れや古い塗膜などを落とすケレン作業を行っていきます。


ケレンとは、汚れや古い塗膜、錆びなどを落としてきれいに清掃する作業のことです。


床に汚れなどが付着した状態で防水すると、防水層の間に汚れが絡んで密着性を保つことができません。




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ベランダ防水工事 2

プライマーを塗布していきます。


F R P 防水では、合板の上にガラスマットやポリエステル樹脂を塗布しますが、プライマーを塗布することで床面との密着性を高める効果があります。




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ベランダ防水工事 3

ガラスマットを敷いて防水層を形成していきます。

ガラス繊維は柔らかく、そのままでは破れやすく密着させることが困難なため、ポリエステル樹脂を染み込ませて防水層を形成します。


ポリエステル樹脂をガラス繊維の隙間に染み込ませ、硬化させることで強度のある防水層となります。



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ベランダ防水工事 4

もう一度ポリエステル樹脂を塗り、F R P 防水用ガラスマットを貼り付け、樹脂を塗布していきます。


ここでは樹脂に空気が残ると防水層の膨れや浮きの原因となるため、脱法ローラーで空気を抜くのがポイントになります!


何度か樹脂を塗布することで防水性が高まり、十分な性能を発揮します!



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ベランダ防水工事 5

F R P 防水の敵である紫外線から守るために、トップコートを塗布していきます。


定期的にトップコートを塗り替えることで、耐用年数は長くなります。


FRP防水の耐久年数は、おおよそ10年です。


ですがトップコート層は5年程度で劣化しますので、5年おきぐらいでこまめに塗り直すことをおすすめいたします。




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ベランダ防水工事施工後

F R P 防水工事が完了しました♪


大事なお家が少しでも長く強く保てるよう、丁寧に施工しました。


ベランダ防水工事も完了し建物が若返り、防水機能も取り戻しました


ベランダ防水がしっかりと機能することは、建物の耐久性の向上や雨漏りリスクを低下させることができます。



次は付帯部塗装になります。


引き続きよろしくお願いいたします。






























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