こんにちは。
今日も太陽がジリジリと照り付ける1日でしたね。。
本日は外壁塗装の中塗りと屋根塗装の中塗りについてお伝えいたします。
外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本となります。
画像は中塗りになります。
中塗りとは、下塗りをした下地のうえに上塗り用の塗料を塗ることです。
中塗りの主な役割は
・塗膜の厚みを十分に確保する
・塗りムラを防止する
・表面を平滑にして仕上げの精度を上げる
の大きく3つあります。
「塗膜の厚みを十分に確保する」
塗膜は十分な厚さを確保することで、適正な耐久性を発揮します!
塗膜に十分な厚みがないと、適正な耐久性が得られないためメンテナンスサイクルが短くなってしまいます。。
下塗り後、2回に分けて塗装することで塗料が持つ防水性や耐熱性、防カビ性といった性能を高めることができます♪
「塗りムラを防止する」
中塗りを行うことで、外壁に色ムラや気泡ができることを防止します。
中塗りを省いてしまうと、下塗りで作り上げた土台の上に1回しか塗料を塗布しない形になりますので、塗りムラや気泡が出てしまうことがあります。。
ですが上塗りの前に中塗り工程を挟むことで、塗りムラや気泡が出来るのを防ぐことができます!
「表面を平滑にして仕上げの精度を上げる」
外壁は常に紫外線や風雨にさらされていますので、表面が経年で傷んでいきます。
傷んだ外壁表面はガサガサな状態で凹凸がある状態になっています。
そこへ中塗りをして厚みを付けることで表面が滑らかとなり、上塗りがキレイに塗れるため、より美しく仕上げることができます♪
中塗りが完了した状態です。
パッと見ただけでも塗膜の厚みが感じられるような仕上がりになりました。
さらに上塗りを重ねることで厚膜になり、塗料の光沢もより輝いて美しくなります♪
続いて屋根塗装になります。
屋根塗装も一般的に3回塗りで、そのうち1回目を「下塗り」と言います。
本日は下塗り後に行う「中塗り」の作業になりますが、まずは下塗りについてお伝えいたします。
下塗りの主な役割は、
・屋根材と上塗り塗料との間の接着剤
・上塗り塗料が吸収されてしまうことを防止
・細かなひび割れの補修
です。
この工程がないと、どんなに良い塗料を使っても剥がれたり色ムラが出たりしてしまいます。。
品質・仕上がりに関わるとても重要な工程です!
下塗り材には、屋根の表面に上塗り塗料を固定させる接着剤のような役割があります。
上塗り塗料には接着力がほとんどなく、下塗り塗料なしで上塗り塗料を直接塗布しても密着しないため、少し経つと、剥がれてしまうリスクが高いです。。
また下塗り塗料には、屋根材のヒビ割れ部分などに上塗り塗料が吸収されてしまうことを防止する役割もあります。
続いて下塗りをした下地のうえに、中塗りを行っていきます。
中塗りを行うことで、外壁に色ムラや気泡ができることを防止できます。
また中塗りで使用する塗料には、外的要素から屋根を守るための成分が多く含まれているため、紫外線や風雨などから屋根を守ることができます♪
中塗りと上塗りの塗料は、基本的に同じ塗料を使って塗装していきます。
まず細かい箇所は、刷毛で塗っていきます。
刷毛で塗った後、大きな部分はローラーで塗っていきます。
まだ中塗りの状態ですが、すでにツヤツヤしていますね!
次は、外壁塗装の上塗りになります。
引き続き、よろしくお願いいたします。
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