こんにちは。
今日も暑い1日でしたね。
本日はベランダのFRP防水工事についてお伝えします。
下地ができたので、F R P 防水を施工していきます。
F R P 防水は、ガラス繊維とプラスチックの複合材で最も防水性の高い防水工法です。
とても軽量ですのでお家の負担を軽くし、安全性の向上につながります。
新築時によく用いられる工法で、強度があり耐久性にも優れています。
立ち上がりの処理を行っていきます。
直角に立ち上げると面の合わせ目から亀裂が入り劣化しやすくなるので、三角形の形をした面木を設置して隙間を埋めていきます。
ドレン配管取り付け作業を行っていきます。
ドレンとは、屋上・ベランダの雨水を排水管に繋ぐ配管継手のことをいいます。
プライマーを塗布していきます。
F R P 防水では、合板の上にガラスマットやポリエステル樹脂を塗布しますが、プライマーを塗布することで床面との密着性を高める効果があります。
プライマーが乾燥後、F R P 防水用ポリエステル樹脂と硬化剤を混ぜて塗布していきます。
もう一度ポリエステル樹脂を塗り、F R P 防水用ガラスマットを貼り付け、樹脂を塗布していきます。
ここでは樹脂に空気が残ると防水層の膨れや浮きの原因となるため、脱法ローラーで空気を抜くのがポイントになります!
何度か樹脂を塗布することで防水性が高まり、十分な性能を発揮します!
F R P 防水の敵である紫外線から守るために、トップコートを塗布していきます。
定期的にトップコートを塗り替えることで、耐用年数は長くなります。
FRP防水の耐久年数は、おおよそ10年です。
ですがトップコート層は5年程度で劣化しますので、5年おきぐらいでこまめに塗り直すことをおすすめいたします。
F R P 防水工事が完了しました!
明日は外壁サイディング工事になります。
引き続き、よろしくお願いいたします。
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